ネタっぽい名前で金沢21世紀美術館のトイレのことを指すが、れっきとした展示品。ピピロッティ・リスト作。トイレは誰もが必要とする浄化の場所。ピピロッティ・リストは、ここを神聖な場所と見立て、30cm四方の祭壇を設け、中にクリスタルと美術館をモデルとしたオブジェを配しました。オブジェには飲食物が体内で血液、涙、内臓組織へと変化する様を賛美するような映像と、排泄物に対しての感謝の言葉が投影されています。 Read more.
ヤン・ファーブル作。『終身犯』(1961年 米国)という映画から着想を得て制作。映画の終わりで研究の自由を剥奪された主人公が、「今後は何をして過ごすのか」と問われ、「雲でも測って過ごすさ」と答えましたが、作品のタイトルはその台詞に由来しています。また、この作品は作家の身体を型どりしていますが、そこには、彼の兄の死を思い、制作されたという背景もあります。(美術館公式サイトより) Read more.
正式名称は「スイミング・プール」。レアンドロ・エルリッヒ作。ライムストーンのデッキが周囲を縁取り、ここからプールを見下ろすと、まるで深い水で満たされているかのように見えるが、実際は、透明のガラスの上に深さ約10cmの水が張られているだけで、ガラスの下は水色の空間となっていて内部にも入ることができます。(美術館公式サイトより) Read more.