Fivepentagon

"安満山に分布する50基の古墳群は6世紀後半から7世紀にかけて造られたと考えられる。このうち1969年の公園墓地造拡張の事前調査で確認、調査された横穴式石室5基のうち4基は破壊、埋没され、唯一残された一基がこの「A1号古墳」である。被葬者はこの地の有力者とも考えられるが、副葬品の数や出土状況から2人が葬られていたと考えられている。"

"古墳時代前期初頭の3世紀後半、邪馬台国の時代に築造されたと考えられる全長約20mの長方形墳。市営墓地拡張の事前調査で偶然発見された。出土遺物の青銅鏡5面の中には「青龍三年」銘の方格規矩四神鏡や三角縁神獣鏡が含まれており、これが邪馬台国の女王卑弥呼に贈られた「銅鏡百枚」の一部とみる説もある。現在は「青龍三年の丘」として復元整備され一般に公開されている。"

"5世紀後半に築造されたと考えられる前方後円墳。「前塚」という名称から近くにある今城塚古墳の陪冢である可能性が高い。"

"宮内庁によって継体天皇陵の陪冢(ばいちょう)とされている、二つの墳丘を持った古墳。名神高速沿いに隣接しており一般道はこの古墳を避けるかたちで大きく迂回している。夏期は樹木に覆われているため墳丘の形状は確認できずここが古墳であることを知らずに通り過ぎている車が大半である。かつては幽霊が出る古墳という噂があったらしい。"

"「ひるがみ くるまづか こふん」と読む。古墳時代後期の6世紀中頃までに築造されたと考えられる前方後円墳。前方部からは円筒、犬形、猪形、狩人等の埴輪が出土し、現在その復元埴輪がテラス部に配置されている。1979年の調査で石室は横穴式であることが確認されたがその後破壊された。"

"円筒埴輪や家形埴輪などの出土品の形状から5世紀中葉の築造とみられる帆立貝式前方後円墳。内部構造、被葬者ともに明らかではない。"