太宰治記念館 斜陽館

【国指定重要文化財】小説家・太宰治の生家。明治の大地主であった太宰治の父、津島源右衛門が明治40年に建てた豪邸です。戦後津島家が手放したのち、昭和25年からは旅館「斜陽館」として全国からは多くの太宰ファンが訪れていましたが、平成8年3月に旧金木町が買い取り、旅館「斜陽館」は46年の歴史に幕を降ろしました。

太宰治の死後、昭和25年に津島家はこの家を売却し、太宰の小説『斜陽』から『斜陽館』と命名された旅館となりました。太宰治文学記念館や喫茶店を併設し多くの太宰治ファンで賑わっていましたが昭和の終わり頃から客足も減少、また、所得税の申告漏れにより追徴課税を受けたことで経営が悪化、売却の意向に対し当時の金木町が斜陽館を買収し、1998年平成10年に太宰治記念館『斜陽館』としてリニューアルされました。

立派な御屋敷でびっくりしました！…太宰治記念館「斜陽館」は、太宰が生まれる2年前の明治40年(1907)、衆議院議員であった父、津島源右衛門によって建てられたものです。主屋はもちろん米蔵にいたるまで青森ひばを使用するなど重厚感があります。

超がいくつもつくような豪華絢爛な造りを見学できます。

太宰治の幼少期の実家。人間失格を読んでいるとより深く理解できます

【国指定重要文化財（建造物）】…指定は『旧津島家住宅主屋』のほか『旧津島家住宅 文庫蔵』『旧津島家住宅 煉瓦塀(南方)』『旧津島家住宅 煉瓦塀(北方)』『旧津島家住宅 米蔵』『旧津島家住宅 中の蔵』

太宰の生家を公開。実に立派なお屋敷です。仏壇とか物凄いしｗ

建築物としても、興味深い建物でした。

無料の館内ガイドあり。生家でのエピソードから太宰治の作品や人生の理由が垣間見れる。

エゴノキ、シャガの花が終わり、夏椿が見頃です。(2011/7/23現在)

でかい。今ですら二階からは遠くの山々が見渡せる。