日本銀行 仙台支店

辻標24番:大町(おおまち) 御譜代六か町の筆頭として御城御見通しの町に、元柳町角から東へ、東二番町角まで五丁に割られ、それぞれ古手、木綿、呉服、小間物、油筒の専売兼が与えられた。特に一、二丁目には城下きっての豪商が住み、領内経済の中心であった。

辻標24番:国分町(こくぶんまち) 大町三、四丁目の境芭蕉の辻から北、二日町まで。開府の際国分寺門前町を移したという。毎年馬市が、また毎月一日から十一日まで伝馬発着の駅、年末には歳市と、特権の多い町として栄えた。明治初年富商十九軒あり、十九軒店として宣伝した。