四国唯一の煉瓦アーチ道路橋で土木学会選【近代土木遺産Ｃランク】に認定されている。高欄は改修されている為、道路側からは普通の橋にしか見えない。煉瓦の積み方は、アーチの内側は長手積み、側面はイギリス積みとなっている。欄干の親柱には、それぞれ「松風橋」「土居迠十？？？」「まつかぜはし」「三島迠二里三十二町」と表記されている。完成は明治30年代らしいが、正確な架設年次は不明。橋長10.1ｍ、幅員5.5m。
株式会社「金鱗」で制作した太鼓台の刺繍幕や房などの展示販売をもしている呉服店。その太鼓台関連商品の販売エリアは西条から伊予三島・西讃、そして関西地方にまで及ぶ。2017年に澤津太鼓台に制作した房が、綺麗に裾が揃っていると話題になり、注文が殺到しているという。
店頭に掲げられた大きな書の看板は、20周年記念に作られたもので、映画「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」のモデルとなった愛媛県立三島高校書道部の顧問であった服部一啓先生の作品で、「久遠」と揮毫されています。幼少の頃から遍路道に慣れ親しんだスタッフが、お遍路さんの心に響く書をと、服部先生にお願いして完成したものです。スタッフが、お遍路さんを見かけるとお茶とトイレのお接待もしているそうです。
展示太鼓台は2ヶ月に一度入替えが行われるので、その時にかき夫と呼ばれる男衆によって2.5tもある太鼓台を頭上高く差し上げたり、太鼓台のタイヤを外し肩で担いで運行したりなど、実際に太鼓祭りで披露される迫力ある演技を間近で鑑賞する事が出来ます（展示太鼓台の入替え期日については、Facebookや公式HPなどで事前に公表しています）。展示太鼓台入替えの模様はこちら（YouTube動画）→ Read more.
かつてこの辺りで、讃岐街道と遍路道が分岐していました。現在は、国道11号バイパスと愛媛県道126号（讃岐街道）の交差点となっており、交差点角には、遍路小屋・遍路道標があります。近くの美容院「ティアモ中之庄店」さんの駐車場には、かつての遍路道跡を現すコンクリートのラインが残っています。
駐車場南端角に「三角寺 四 へんろ道 文化」と記された遍路道の道標石が現存しています。「四」は恐らく「四十丁」（=4.4km）が摩耗して読めなくなったものだと思われます。「文化」とは文化年間（江戸期、1804年～1818年）のことです。
