【おどい】天正19(1591)年,豊臣秀吉(1536~98)によって軍事的防衛と洪水対策のため京都の周囲に設けられた土堤。東は鴨川,西は紙屋川,北は鷹ヶ峰,南は九条を限りとする総長23kmに及ぶ。場所によって違いはあるが,高さ3m,基底部厚さ約9mの盛土に約4~18mの濠が随伴し頂部には竹を植える。出入口として七口と,それに準ずる十口があった。この石標は御土居の跡を示すものである。 Read more.
【おどい】天正19(1591)年,豊臣秀吉(1536~98)によって軍事的防衛と洪水対策のため京都の周囲に設けられた土堤。東は鴨川,西は紙屋川,北は鷹ヶ峰,南は九条を限りとする総長23kmに及ぶ。場所によって違いはあるが,高さ3m,基底部厚さ約9mの盛土に約4~18mの濠が随伴し頂部には竹を植える。出入口として七口と,それに準ずる十口があった。この石標は御土居の跡を示すものである。 Read more.