タッピング坂

『タッピング坂』...防災訓練を実施した際にトランシーバーで現在地を伝えようとしたが住宅地のため目印になるものがなかったため2009年に5丁目の800世帯に通り名と坂名をアンケートで募集した坂の一つ。坂名のプレートは世田谷まちづくりファンドの助成金で作成されたものです。

明治の終りにスラムに身を投じて貧しい人々の救済に専念し、大正から昭和にかけ労働組合運動、協同組合運動などに献身、戦後はキリスト教の伝道と著作に生涯をとうじた賀川豊彦の通訳や翻訳をしていたヘレン・タッピングさん、その住まいであった三階建の立派な洋館が坂の途中にあったそうです。