Places of forward looking technology and design. See also "The Futurists"
1. Stockman House Museum
2. Afsluitdijk
3. Elbphilharmonie
4. Utzon Center
5. Turning Torso
6. Stockholm City Hall
7. Station Hoenheim Gare Ⓑ
8. Palacio de Congresos Kursaal
9. Calouste Gulbenkian Foundation
10. Metropol Parasol
11. Temppeliaukio Church
12. Musiikkitalon puisto
13. Musikkens Hus
14. Slauerhoffbrug
15. Viewpoint Snøhetta
16. Oslo Opera House
17. Harpa
18. Bolwoningen Maaspoort
19. Markthal
20. Kijk-Kubus
21. Uitkijktoren Fochteloërveen
22. Chicago O'Hare International Airport (ORD)
23. Minneapolis–Saint Paul International Airport (MSP)
24. Paris Charles de Gaulle Airport (CDG)
25. Brussels-North Railway Station
26. Los Angeles International Airport (LAX)
27. Пирамида Голода
28. ALDAR Properties, HQ Building
29. Monument to the Conquerors of Space
30. Parliament House
31. Sumela Monastery
32. Arena di Verona
33. Galeries Lafayette Haussmann
34. Palais de Tokyo
35. Mosque-Cathedral of Cordoba
36. Roman Bridge
37. Bauhaus-Archiv
38. Det Kongelige Bibliotek - Den Sorte Diamant
39. KUA2
40. C.C. Nervión Plaza
41. Plaza Mayor
42. Via Birra
43. La Encarnación Square
44. Palais des Congrès de Paris
45. Radisson Collection Hotel
46. Citadel Outlets
47. Takeshita Street
48. Shibuya Crossing
49. Kyoto Station
50. Doge's Palace
51. Pantheon
52. Ngong Ping 360 Tung Chung Station
53. ArcelorMittal Orbit
54. Mardan Palace
55. Plaza de Castilla
56. Audi museum mobile
57. Castle of the Holy Angel
58. Museum of Pop Culture (MoPOP)
59. MIT Stata Center (Building 32)
60. Louis Vuitton Foundation
61. New York by Gehry
62. La Cinémathèque Française
63. Thorncrown Chapel
Abby Murray: Absolutely stunning chapel. Very, very beautiful.
64. Mildred B Cooper Memorial Chapel
65. Fayetteville Jones School of Architecture
66. Farnsworth House
67. Rockefeller Center
68. Empire State Building
69. Flatiron Building
70. American Visionary Art Museum
71. Malmö Konsthall
72. Téléphérique de l'Aiguille du Midi
73. South Observatory
74. Tokyo Tower
75. Hakata Port Tower
76. Gdańsk Lech Wałęsa Airport (GDN)
77. Zurich Airport (ZRH)
78. Wieliczka Salt Mine
79. Gothia Towers
80. Emporia
81. Clarion Hotel Sign
82. Hotel NH Bratislava Gate One
83. Øresund Bridge
84. Copenhagen Airport (CPH)
85. Salzburg Main Station
86. Rome-Fiumicino Airport (FCO)
87. Stedelijk Museum
88. SEVENS
89. K21 Ständehaus
90. Oscar Niemeyer Museum (MON)
91. Rio de Janeiro–Galeão International Airport (GIG)
92. Rio Design Barra
93. Itaipu Binacional
94. 21er Haus
95. Westfield Donau Zentrum
96. Hauptbücherei Wien
97. Secession
98. Ortaköy Sahili
99. Austria Center Vienna (ACV)
100. Danube Tower
101. RTVS - Slovenský rozhlas
102. UFO
103. Wien Mitte The Mall
104. Westfield Shopping City Süd
105. Kuchu Teien Observatory
106. Umeda Sky Building
107. HEP FIVE Ferris Wheel
108. Shinsaibashi-suji Shopping Street
109. Festival Hall
110. 天神橋
111. Yodoyabashi Bridge
112. Terminal D
113. Stage Theater im Hafen
Robert Jaurich: Du bekommst Gänsehaut pur! Garantiert!
114. Planetarium Hamburg
115. Staatsoper Hamburg
116. Port of Hamburg
117. SkyBar Kuala Lumpur
118. Traders Hotel
119. Mumok - Museum Moderner Kunst Stiftung Ludwig Wien
120. W Santiago
121. Table Mountain National Park
122. Am Kaiserkai
123. Livraria Lello
124. Livraria da Vila
125. Quincy Hotel
126. Europa Passage
127. Bodegas Ysios
Nao Tomita: ボデガス・イシオス:サンティアゴ・カラトラバ(2001)。カンタブリア山脈を背景に、堂々たる姿で高台に鎮座する長さ196m、広さ8000m2の大きさを誇るボデガス・イシオス。波打つ屋根は、集成材をアルミでカバーしたもので、全体を見ると大きく羽ばたこうとする鳥のように見える。このワイナリーのあるリオハはスペイン最古のワイン産地のひとつ。
128. Park Güell
129. Palau de la Música Catalana
130. City of Arts and Sciences
Nao Tomita: バレンシア芸術科学都市:サンティアゴ・カラトラバ(1998-2005)。広大な人工池にプラネタリウム、博物館、劇場、水族館など5つの現代建築が浮かぶ、芸術と科学の文化複合都市。バレンシア出身のカラトラバが4つの建築の設計を担当しており、人間の目を模したプラネタリウム「ヘミスフェリック」や、生物の骨格を思わせる「フェリペ王子科学博物館」など有機的で大胆な作品。
131. Gloriès Tower
Nao Tomita: トーレ・アグバール:ジャン・ヌーヴェル(2005)。塔のオーナーはバルセロナ水道局。水が吹き上がる様子と、バルセロナ近郊のムンサラート山をモデルに設計された。青や赤の色がついた壁面をガラスのルーバーが覆うことで、ファサードがさまざまな色の変化を見せる。
132. Hotel Porta Fira
Nao Tomita: トーレス・ポルタ・フィラ:伊東豊雄(2010)。鮮やかな赤がバルセロナの空に映えるホテル棟と直方体ではありながらペンキを垂らしたようなファサードが特徴的なオフィス棟から成る複合ビル。ホテル棟の赤はアルミパイプのルーバー、オフィス棟の赤はコア部分による。すぐれた高層建築に与えられるEmporis Skyscraper Award 2010受賞。
133. Puerta de Europa (Torres KIO)
Nao Tomita: プエルタ・デ・エウローパ:フィリップ・ジョンソン(1996)。「ヨーロッパの門」という名前のツインタワー。15度に傾かせた高さ115mのビル2棟を、カステジャーナ通りに覆いかぶさるように、ハの字型に向かい合わせた設計。モダニズムの代表的な建築家でありながら、ポストモダニズムなど次世代のスタイルも柔軟に取り込み、建築界のトップを走り続けたフィリップ・ジョンソン後期の作品。
134. MUSAC
Nao Tomita: MUSAC:マンシーリャ+トゥニョン・アルキテクトス(2004)。スペインの90年代以降の作品を中心にコレクションする、カスティーリャ・イ・レオン現代美術館(MUSAC)。数千枚に及ぶ色とりどりのガラスパネルを配したファサードは、レオン大聖堂のステンドグラスをモチーフにしている。幾何学的な構成で手腕を発揮する、マドリード出身の建築家ユニットの作品。
135. Casa da Música
Nao Tomita: カーサ・ダ・ムジカ:レム・コールハース(2005)。ポルトが欧州文化首都の一つに選ばれたことを契機に誕生したコンサートホール。多くの人に開かれたホールにすべく、各所に穴(窓)を設け、建物内部で行われていることが外からも見えるよう設計された。複数のパフォーマンスが同時進行できる会場としても機能しており、建物そのものが、建築的な冒険を体現している。
136. Casa das Histórias - Paula Rego
Nao Tomita: ポーラ・レゴ美術館:エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ(2009)。師であるアルバロ・シザとともにポルトガルを代表する現代建築家ソウト・デ・モウラの設計。三角錐の上部を切り取った形をした赤いコンクリートのファサードと、周りを囲む木々や芝生の緑との対比が美しい。ポルトガル出身の画家ポーラ・レゴの作品を中心に展示している。
137. Le Cube Orange
Nao Tomita: オレンジ・キューブ:ジャコブ+マクファーレン(2011)。川側から見て左側の巨大な空洞は内部で屋上方向に直上し、屋上面に開かれていることで内部を空気が通り抜ける。大小数多くの円形開口部を持つファサードが印象的。
138. FRAC PACA
Nao Tomita: FRACマルセイユ:隈健吾(2013)。若手アーティストの育成と地域密着型アート普及を目的として誕生したFRAC(地域現代芸術振興基金)マルセイユ。外観を覆う、さまざまな角度に設置された市松模様上のパネルが美しい。63cmx26cmのエナメルガラス製のパネルにより、変幻自在に光と影が動き、同館の開放性と透明性が表現されている。
139. Tour de Lille
Nao Tomita: リヨン・クレジット・タワー:クリスチャン・ド・ポルザンバルク(1995)。リール駅一帯の商業プロジェクト「ユーラ・リール」の一環としてポルザンバルクが設計した高層ビル。駅をまたぐようにして造られたビルは、上部に向けて徐々に外に開くような構造になっている。L字形の姿から、スキー靴などの愛称でも親しまれる。
140. Musée des Civilisations de l'Europe et de la Méditerranée (MuCEM)
Nao Tomita: ヨーロッパ地中海文明博物館:ルディ・リチオッティ(2013)。マルセイユが欧州文化首都に選ばれたことを契機にスタートした、景観設計プロジェクトの一環として誕生した博物館。コンクリートを自在に操ることで名高いリチオッティが設計。日中は同館を覆うコンクリート・ファイバーを通して南仏の強烈な日差しが差し込み、館内に幻想的な影を作り出す。夜間はブルーにライティングされ、その光が地中海の波動を神秘的に照らす
141. The Wave
Nao Tomita: ザ・ウェイブ:ヘニング・ラーセン・アーキテクツ(2009)。波をかたどった建物が特徴的な、海に面した集合住宅。壁面と屋根面の連続構成は各部屋の構造を規定するため。
142. Fondation Beyeler
143. Vitra Campus
Nao Tomita: ヴィトラキャンパス:フランク・O・ゲーリー(1989)。ヴィトラ社は1934年に創業した家具メーカー。ヴァイルの敷地には著名な建築家の手掛けた建物が立ち並び「ヴィトラキャンパス」と呼ばれる。
144. VitraHaus
Nao Tomita: ヴィトラハウス:ヘルツォーク&ド・ムーロン(2010)。ヴィトラ社が近年力を入れているホームコレクションを展示するショールーム。典型的な家を連想させる切妻屋根の建物を5層に重ねたダイナミックなデザインは「ホーム」コレクションということからか。内部は螺旋階段でつながった大空間が広がり、大きな窓ガラスから外を見渡すこともできる開放的なつくり。
145. Reichstag
Nao Tomita: ドイツ連邦議会議事堂:ノーマン・フォスター(1999)。1894年に竣工した旧議事堂は2つの対戦をくぐり抜け廃墟のようになっていたが、ベルリンの壁崩壊を機に議会としての再利用が決定。ガラス張りの巨大なキューポラは東西ドイツ統一の象徴。内部には2つの螺旋状のスロープがめぐり、見学者は真下に議会大会場を見下ろしつつ、ベルリンの景色を楽しめる。ベルリンに侵攻した旧ソ連兵の落書きなども保存。
146. Militärhistorisches Museum der Bundeswehr (MHM)
Nao Tomita: ドレスデン軍事博物館:ダニエル・リーベスキント(2001)。1873年に武器庫として建てられ、その後歴史博物館として使用されてきたドレスデン軍事博物館。その伝統ある建物に手を加え、見事にコンバージョンしたのは、ベルリンのユダヤ博物館でその構想力を世界に知らしめたリーベスキント。
147. Langen Foundation
Nao Tomita: ランゲン美術館:安藤忠雄(2004)。かつてのミサイル発射基地。日本芸術の常設展示を引き立たせるガラスと鉄筋でできた静観の場。ギャラリー天井に長い開口部があるため、地下の内部空間にも自然光が差し込む。安藤の特色であるシルクのような質感のコンクリートが使われており、人工的な静寂の世界に完璧に調和している。
148. Museum Insel Hombroich
149. Mariendom Neviges
Nao Tomita: ネヴィゲスの巡礼教会:ゴットフリート・ベーム(1968)。デュッセルドルフ近郊の巡礼地ネヴィゲスに建てられた、コンクリート造りの独創的な形の教会。コンクリートの可能性を追求した同教会は、外壁はもちろん、内部にも工夫に満ちている。
150. Bruder Klaus Kapelle
Nao Tomita: ブラザー・クラウス野外礼拝堂:ピーター・ズントー(2007)。15世紀のスイスの聖人を祭る礼拝堂で、広大な田園風景の中に佇む。丸太の枠組みに、施主や村人たちが一緒になって少しずつコンクリートを流し、最後に丸太を燃やすという工法で作られた。外壁には小さなガラス玉が埋め込まれ、内部でガラス玉がキラキラ輝く。
151. Einsteinturm
Nao Tomita: アインシュタイン塔:エーリヒ・メンデルゾーン(1921)。アインシュタインの実験チームが観測と実験を行うために建設された、メンデルゾーンの処女作。現在は太陽観測所として利用されている。20世紀初頭に始まったドイツ表現主義の代表的建築。
152. Autoturm
Nao Tomita: オートタワー:グンター・W・ヘン(2000)。フォルクスワーゲン社のテーマパーク「アウトシュタット」には、車の博物館やアトラクション、一流ホテルなどが立ち並ぶ。その中心にあるのが、ガラス張りのオートタワー。一つのタワー内には新車約400台が収納され、購入者は、油圧リフトで運ばれてくる新車をここで受け取ることができる。
153. IKMZ BTU Cottbus (Informations-, Kommunikations- und Medienzentrum
Nao Tomita: ブランデンブルク工科大学図書館:ヘルツォーク&ド・ムーロン(2004)。アメーバのようなデザインが印象的な図書館は、ランドマーク的な存在として、キャンパスの正門前に立つ。眺める方向により、細長いタワーのようにも、堂々としたホールにも見える有機的な形は、多様な人の流れを解決するため。建物を包むガラス壁にプリントされた様々な記号や文字は、ガラスの硬質さと直射日光を和らげる役割を果たす。
154. Musée du Quai Branly – Jacques Chirac
Nao Tomita: ケ・ブランリー美術館:ジャン・ヌーヴェル(2006)。エッフェル塔の足元近くの広大な敷地に建つ。北側のファサードには大小さまざまなカラーボックスが突出しており、セーヌ川に面する側では高さ12mの壁面いっぱいに植物が植えこまれた「垂直の壁」ともいうべき植栽があり、周囲の街並みやセーヌ川周辺の緑地に自然と建築を溶け込ませている。
155. Hundertwasserhaus
Nao Tomita: フンデルトヴァッサー・ハウス:フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(1986)。カラフルな色彩と柔らかな外形が印象的な建物はウィーン市の市営住宅で、実際に市民が居住している。画一的な直線を配した壁面装飾など、フンデルトヴァッサーの自由な発想が遺憾なく発揮されている。
156. Kunsthaus Graz
Nao Tomita: クンストハウス・グラーツ:ピーター・クック、コリン・フルニエ(2003)。独特の曲線美が魅力的な建物は、グラーツが欧州文化首都に選出されたことを記念して建てられた美術館。青く輝くアクリル板の外装の上面に突き出た、太陽光を取り入れるためのノズルも個性的で、周囲の古い街並みとの対比も面白い。「エイリアン」とも評される。
157. Stiftung Bauhaus
Nao Tomita: バウハウス・デッサウ校舎:ヴァルター・グロピウス(1926)。ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト、ミース・ファン・デル・ローエと並んで近代建築の4大巨匠のひとりと言われるグロピウス。彼が初代校長を務めたバウハウスは美術、デザイン、建築の教育を行い、モダニズムに多大な影響を与えた。その新校舎であるデッサウ校は装飾を排除した合理的で普遍的な「インターナショナルスタイル」を体現。96年世界遺産。
158. Notre Dame du Haut
Nao Tomita: ロンシャン礼拝堂:ル・コルビュジエ(1955)。ル・コルビュジエ後期の代表作。有機的なフォルムが自然豊かな周囲の環境に見事に調和する。ステンドグラスがはめ込まれた開口の配置には、コルビュジエの作品に特徴的な「モデュロール」という寸法体系が用いられ、そこから差し込む光が神秘的な空間を演出している。
159. Marta Herford
160. Gehry Bauten
161. Dorint Kurfürstendamm Berlin
162. Oberbaumbrücke
163. German Historical Museum
164. House of the World’s Cultures
165. Creative Cube
Nao Tomita: キューブハウス:ピエト・ブロム(1984)。どこにでもあるような家を40軒、地面から45度傾けて並べた実験的な集合住宅。波止場再開発計画として建設され、現在はロッテルダムのシンボル。オランダ構造主義の流れを受けるピエト・ブロムは、木のような家を密集させ森を構成し、市街地の中に活気あふれるビレッジを作り出そうとした。
166. The Eden Project
Nao Tomita: エデン・プロジェクト:ニコラス・グリムショウ(2001)。「バイオドーム」と呼ばれるドーム状の建物の中にさまざまな気候を再現して、10万種もの展示を行う世界最大級の植物園。ハイテク建築家としても名を馳せるグリムショウの設計で、ドームを形成する6角形のパネルには、ガラスよりも効率よく太陽光を取り込み、自浄作用も持つ特殊な樹脂の膜が貼られている。
167. MI6
Nao Tomita: MI6本部ビル:テリー・ファレル&パートナーズ(1994)。イギリス情報局秘密諜報部(SIS)の本部ビルであるが、かつて使われていた名称から一般的にはMI6本部ビルとして知られる。テムズ川沿いにあり、緑色とクリーム色が交互に現れるファサードが美しい。特殊な設計で、防弾・耐爆撃はもちろん、情報防衛の措置も講じられている、スパイ小説さながらの建築。
168. Manchester Civil Justice Centre
Nao Tomita: マンチェスター民事司法センター:ヨーン・ウツソン(2007)。開けっ放しの引き出しのような部分が法廷。ガラスのファサードは司法の透明性を表現しているだけでなく、太陽の光を目いっぱい取り込むことにも貢献している。さらにすぐれた自然換気システムも有しており、イギリスの建物環境性能評価システムであるBREEAMで最高レベルに認定されている。
169. Church of Hallgrímur
170. Rolex Learning Center
Nao Tomita: ロレックス・ラーニングセンター:SANAA(2010)。巨大なワンルームのような仕切りのない広大な室内空間に、レストランや図書館、展示室など様々なプログラムが組み込まれた複合施設。スイス連邦工科大学のひとつ。それぞれの区切りはないが、うねる床によって生まれた高低差や、大小14の中庭によって適切な距離を保つ。
171. Goetheanum
Nao Tomita: 第2ゲーテヌアム:ルドルフ・シュタイナー(1928)。神智学活動の中心として、ドイツ人神秘思想家ルドルフ・シュタイナーの設計で建設された。1代目は放火により焼失、このコンクリートの巨大な塊は2代目。当時はまだ珍しかったコンクリートを大量に用い、その昆虫のような彫刻的形状を可能にした。
172. Actelion
173. Bodega Marqués de Riscal
Nao Tomita: マルケス・デ・リスカル:フランク・O・ゲーリー(2007)。ワイナリーホテル。 波打つリボン状の屋根はカラーチタニウム。客室もゲーリーがデザインを手がける
174. Inntel Hotels Amsterdam Zaandam
175. Stadsgenoot Oklahoma
Nao Tomita: WoZoCo:MVRDV(1997)。高齢者用住宅。建物北側に13個分のカンチレバー(片持ち梁)が極端に張り出す独創的な構造は、87戸分の土地専有面積に100戸を収めるという設計上の課題解決のため。
176. Tate Modern
Nao Tomita: テートモダン:ヘルツォーク&ド・ムーロン(2000)。元バンクサイド発電所。外観はほぼ原形を保ち、内部を改装。
177. KOLUMBA Kunstmuseum
Nao Tomita: 聖コロンバ教会ケルン大司教区美術館:ピーター・ズントー(2007)。教会の廃墟跡と現代建築の融合。内部に差し込む光が美しい。
178. Philharmonie
Nao Tomita: ベルリン・フィルハーモニー:ハンス・シャロウン(1963)。伝説となった指揮者カラヤンも率いたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地は、ステージを中心にして360度に客席が配置されている。
179. Kiasma
Nao Tomita: キアズマ現代美術館(ヘルシンキ現代美術館):スティーヴン・ホール(1998)。
180. Igreja de Santa Maria
Nao Tomita: サンタマリア教会:アルヴァロ・シザ(2006)。有機的な光のアレンジが施された白亜のモダニズム建築教会。
181. St. Benedetg Kapelle
Nao Tomita: 聖ベネディクト教会:ピーター・ズントー(1989)。シンプルな木の葉形なのは、教会が雪崩で失われたものの再建であり、山頂から崩れ落ちる雪を避けるようにする合理性を備える。地元の木材で丁寧に仕上げられ、のどかな山岳風景に溶け込む建築。
182. The O2 Arena
Nao Tomita: ザ・オーツー(旧ミレニアムドーム):リチャード・ロジャース・パートナーシップ(1999)。自立構造ではなく、高さ100mの12本のマストで支えられている。単一の屋根を持つ建物としては世界最大のドームで、直径365m、10万m2以上を覆っている。マストの数と直径の長さはグリニッジ標準時と、ドームが位置するグリニッジ子午線に言及するもの。
183. Werner Sobek Ing.
Nao Tomita: ゾーベック邸:ヴェルナー・ゾーベック(2000)。エネルギーとプレファブ・システムにおける現代建築の最高峰。四階建て総ガラス張りの自邸は、わずか四日で組み上がる鉄のフレームに三重ガラスを取り付けており、断熱・防音性能も極めて高い。屋上にはソーラーパネルが載り、天井に採用されている水槽ユニット装置と連結した熱交換システムが設置されているためエネルギー自給自足がかなった画期的な住宅。
184. Stockholm Public Library
Nao Tomita: ストックホルム市立図書館:グンナール・アスプルンド(1928)。箱の中の円柱形というシンプルな純粋幾何学を用いてデザインされた図書館。装飾を排除した新古典主義は、洗練された北欧のモダニズム建築を生み出すために大きな役割を果たしている。
185. Staatsbibliothek zu Berlin
Nao Tomita: ベルリン州立図書館:ハンス・シャロウン(1978)。ヴィム・ヴェンダーズの映画『ベルリン・天使の詩』の舞台となった図書館。フィルハーモニーと同様黄金の外観が印象的。
186. Philologische Bibliothek der FU Berlin
Nao Tomita: ベルリン自由大学文学・語学図書館:ノーマン・フォスター(2006)。2006年ベルリン建築賞大賞。内部は人と書物に最適な20℃程度に保たれている。
187. Staatsgalerie Stuttgart
Nao Tomita: シュトゥットガルト美術館新館:スターリング・ウィルフォード&アソシエーツ(1984)。1843年に市が建てた新古典主義様式の州立美術館旧館の増館。色彩の豊かさ、幾何学的形状、不規則な形からポストモダニズム様式がはっきりと見て取れる。
188. Institut du Monde Arabe
Nao Tomita: アラブ世界研究所:ジャン・ヌーヴェル(1987)。ミッテラン元大統領によるパリの「グラン・プロジェ」のひとつ。アラブ社会をヨーロッパに広く紹介するための研究所。広場に面した外壁は、アラブの伝統的な張り出し格子窓であるムシャラビアを機械仕掛けにしたハイテクデザインで、内外の光の調光をしている。
189. Madrid-Puerta de Atocha Railway Station
Nao Tomita: プエルタ・デ・アトーチャ駅:ホセ・ラファエル・モネオ(1992)。マドリードのアトーチャ駅構内には立派な熱帯植物園がある。巨大な時計台と石造りの外観もエキゾチック。
190. Ponte Vecchio
Nao Tomita: ヴェッキオ橋:3つの弓形アーチが特徴。交通のための橋にとどまらず、お土産屋が軒を連ねる。橋から川にせり出した小さな建築群がカラフルでチャーミング。
191. Pont du Gard
Nao Tomita: ポン・デュ・ガール橋:紀元前19年ごろに建てられたこの橋は水道橋の代名詞的な存在。三段重ねのアーチは高さ48mに達し、全長約275mという圧巻のスケール。
192. Musée Jean Cocteau-Collection Severin Wunderman
Nao Tomita: ジャン・コクトー美術館:ルディ・リチョッティ(2011)。実業家の故ワンダーマン氏が収集したコクトーのデッサン、版画、タピスリー、手稿のほか、映画製作時の貴重なスナップ写真などを展示。
193. Den Blå Planet
Nao Tomita: ブルー・プラネット水族館:3XN(2013)。水量700万リットルでヨーロッパ最大の水族館。53の水槽に世界中から450種類以上の生物を展示。
194. De Glazen Boerderij
Nao Tomita: ガラスの農家:MVRDV(2013)。MVRDV設計の商業施設<グラス・ファーム>。レンガや藁がプリントされたガラスを用いている。プリントされた写真は現地の実際の農家の写真をコラージュしたもの。第二次世界大戦で破壊されたスケインデルという町の再計画にこの地出身のヴィニー・マース(MVRDV)が思いを込め実現させた。
195. Louvre-Lens
Nao Tomita: ルーブル美術館ランス別館:SANAA(2012)。SANAAらしい透明性やアクセスのしやすさが感じられる建物。外壁のアルミ材やガラスに写り込む周囲の景観が建物自体の存在感をなくし、内と外の境界が曖昧になる効果を生んでいる。市民が気軽に立ち寄りお茶をしたりガラス越しにアートを見られるよう設計されている。アルミ壁に囲まれた「時のギャラリー」は全長120m、幅25mの回廊に時間軸に沿って美術史を展示。
196. Superkilen
Nao Tomita: スーパーキーレン:B.I.G/Topotek1/Superflex(2012)。2012年アーバンスペース部門優秀賞。文化や人種の壁を超える3万m2の公園。「レッド(スポーツ)」「ブラック(異文化住民の出会いの場)」「グリーン(住民共有の庭)」と3つのテーマカラーを掲げた敷地に、世界中から集めた遊具やベンチ、表示灯を設置。
197. Boekenberg Bibliotheek
Nao Tomita: ブックマウンテン:MVRDV(2012)。本の山をガラスの建屋が覆う印象的なデザイン。積み上げた本と街を視覚的に結ぶために、広場や公道に使われているレンガを図書館のインテリアの基本素材にしている。
198. La Pedrera (Casa Milà)
199. Vila Tugendhat
200. Estonian National Museum
201. Fondazione Prada
202. Andaz Capital Gate, Abu Dhabi - a concept by Hyatt
Nao Tomita: キャピタル・ゲート:RMJM(2011)。高さ160m、地上35階建てという高層ビルだが、18度も傾けて建造されている。その傾きは、かのピサの斜塔を大きくしのぎ「世界一大きく傾いた建造物」としてギネス世界記録に認定されている。
203. Kingdom Centre
Nao Tomita: キングダムセンター:エラーブ・ベケット事務所(2002)。3年にも及ぶ設計コンペを勝ち抜いたエラブ・ベケットは、ビルオーナーであるアルワリード王子の求め通り「シンプルで力強い、モノリスのような」高層ビルを設計した。国内で最も高い302mの高さを誇る。全面を青いガラスのカーテンウォールで覆われたシンボリックな建築に、ホテルや商店、スポーツセンターなどの施設が入る。
204. Heydar Aliyev Center
Nao Tomita: ヘイダル・アリエフ文化センター:ザハ・ハディッド(2013)。ファサードは12000枚もの不規則な四角形や三角形のタイルで覆われており、その形は同じものがほとんどない。天井を支える構造体の長さは総延長90kmにも及ぶという。うねるような曲線美を活かした構造を得意とするザハ・ハディッドの個性が十分に発揮されている。
205. The Parliament Building BD
Nao Tomita: バングラデシュ国会議事堂:ルイス・カーン(1982)。パキスタン政府から1962年に第2の首都機能を作る計画で設計依頼があったが、1971年にバングラデシュがパキスタンから独立したため、国政の中心をになる議事堂へと建設目的がシフト。74年のカーンの死去から18年後に建物は完成。モスクも備えた議事堂内部には自然光が十分入るよう計算され、堀を持つ城のような構造は水資源が豊富なこの国らしい。
206. Ordos Museum
Nao Tomita: オルドス博物館:MAD(2012)。内モンゴルの文化を伝える博物館。広大なゴビ砂漠とともに歩んできた文化を感じさせるオブジェとして街に溶け込んでいる。
207. China Central Television Station
Nao Tomita: 中国中央電視台本部ビル:レム・コールハース(2009)。レム・コールハース率いるOMAの44階建ての大作。地面に横たわる部分から空へと延びる部分、そしてそこから水平に伸びる75mものキャンチレバーが2本合流し、ひとつの大きな輪を成している。外壁の黒線の密度は応力の大きさと対応しており、ストレスが大きくかかる部分では密になっている。
208. Galaxy SOHO
Nao Tomita: 北京・銀河SOHO:ザハ・ハディッド(2012)。延べ面積33万km2を誇る巨大な商業・オフィス複合施設。流体的な4つのドーム型建築がブリッジで連結されている。緻密に計算された曲線表現と、外装材のアルミニウムプレートの輝きによる未来的な外観に目を奪われる。
209. Sheraton Huzhou Hot Spring Resort
Nao Tomita: シェラトン湖州市温泉リゾート:マ・ヤンソン(2013)。中国初の水上に建てられたリゾートホテル。設計はオルドス博物館など有機的なフォルムの建築で知られる、マ・ヤンソン率いるMAD。ファサードはガラスとホワイト・アルミで覆われる。
210. Dalian International Conference Center
Nao Tomita: 大連国際会議センター:コープ・ヒンメルブラウ(2012)。劇場内部の客席も不規則なカーブを多用した幻想的な仕上がり。
211. Reflections at Keppel Bay Blk 31
Nao Tomita: リフレクションズ・アット・ケッペル・ベイ:ダニエル・リベスキンド(2011)。シンガポールの工業地域であるけっぺる湾岸の再開発プロジェクトのランドマーク的存在の集合住宅。弓形に弧を描いて立ち並ぶ6棟の低層住宅で構成された集合住宅の総戸数は約1200.タワー頂上部には居住者用の庭園が備えられ、各タワーをつなぐスカイブリッジからは眺望が楽しめる。五感に訴えかける建築を得意とするリベスキンドらしい。
212. Rose Seidler House
Nao Tomita: ローズ・サイドラー邸:ハリー・サイドラー(1950)。グロピウスからバウハウス理論を受け継いだハリー・サイドラー。これは彼の母親のために設計した邸宅で、バウハウス建築のお手本のような作品である。
213. Tjibaou Cultural Centre
Nao Tomita: チバウ文化センター:レンゾ・ピアノ(1998)。木の葉のような形の建物はニューカレドニアの原住民・カナック族の伝統的村落を模して造られている。建築工法も地元のものを用いて、先住民文化を学ぶ施設の精神を体現した。建物を覆う巻貝のファサードには腐食に強く、経年変化で銀色に輝く高級木材のイロコ材とステンレス鋼を使用。カナック文化が発展し続けることを強調するため、あえて未完成なデザインに仕上げている。
214. Christchurch Transitional Cathedral
Nao Tomita: クライストチャーチ大聖堂(仮設):坂茂(2013)。紙管を構造材に用いた建築物を発表する坂。2011年2月のカンタベリー地震により甚大な被害を受けたクライストチャーチ大聖堂の仮設カテドラルも、紙管を90本以上使って建設された。防水処理が施された長さ20m直径60cmの不燃性の紙管により形造られた三角形の屋根は、倒壊した大聖堂のフォルムから。収容可能人数は700人。
215. Brasilia Metropolitan Cathedral of Our Lady of Aparecida
Nao Tomita: ブラジリア・メトロポリタン大聖堂:オスカー・ニーマイヤー(1970)。ニーマイヤーによる大聖堂は遷都後の1970年に竣工。見事な弧を描く16本の柱の間に張られた巨大なステンドグラスが美しい。その他、名建築群が並ぶブラジリアの都市は87年に世界遺産に登録された。
216. Universidad de Monterrey (UDEM)
Nao Tomita: ロベルト・ガルザ・佐田・センター:安藤忠雄(2013)。美術・建築・デザインを専門とするモンテレイ大学の新キャンパス。安藤が「創造の門」と呼ぶこの建物は、双曲放物面で構成された巨大なヴォイドが特徴。吹き抜けをかたどる三角のピロティが門を彷彿とさせる。建物内部は随所に吹き抜けが設置され、光と風を取り込む開放的なつくり。
217. Modern Art Museum of Fort Worth
Nao Tomita: フォートワース現代美術館:安藤忠雄(2002)。水平の屋根を支えるY字型のコンクリートの柱が印象的。コンクリート製の建物をガラスで包んだ二重構造になっており、内部の寺院的で荘厳な雰囲気に対して、外部からは柔らかい印象を受ける。
218. Salk Institute
Nao Tomita: ソーク生物学研究所:ルイス・カーン(1965)。20世紀最後の巨匠として名高いルイス・カーンの代表作の一つ。ポリオワクチンの開発者と知られるジョナス・ソーク博士がカーンの作品を見て感激し、自ら設計を依頼した。
219. California Academy of Sciences
Nao Tomita: カリフォルニア・科学アカデミー新館:レンゾ・ピアノ(2008)。展示室のほか、水族館、プラネタリウム、亜熱帯研究室などが一つの建物に集められた、世界最大規模の自然科学博物館。地球環境保護がテーマであり、細かくしたデニム生地を断熱材に使用するなどの工夫が随所にみられる。丘のような屋上には、さまざまな植物が生い茂る。
220. Christ Catholic Cathedral
Nao Tomita: クリスタル大聖堂:フィリップ・ジョンソン(1980)。天井も壁もすべてガラス張りで、使用されたガラス板は1万枚以上。最高部で高さ40m、奥行き60m、幅120mという広大な空間に3000人収容できる。太陽光を跳ね返す鏡を効果的に使用することで、自然光を取り入れつつ、内部は快適に過ごすことができる。
221. de Young Museum
Nao Tomita: デ・ヤング美術館:ヘルツォーク&ド・ムーロン(2005)。アメリカの美術作品を中心に収集するサンフランシスコで最も歴史ある美術館。建物を覆った銅版は網目状になっており、そこから木漏れ日のような日差しが注ぎ込む。潮風により発生した緑色の錆も美しい。9階建の塔の最上階には展望台があり、360度サンフランシスコの景色が楽しめる。
222. The Glass House
Nao Tomita: ガラスの家:フィリップ・ジョンソン(1949)。米建築家ジョンソンの自邸。ガラスと鉄でできた無装飾の建物は、モダニズム建築の象徴的存在になった。室内の家具はミース・ファン・デル・ローエによる。彼はこの家に住み続け、98年の生涯をここで閉じた。
223. Terminal 5
Nao Tomita: ジョン・F・ケネディ国際空港 ターミナル5:エーロ・サーリネン(1962)。チューリップチェアで有名なサーリネンの代表作。4枚のコンクリート・シェルで構成された屋根が特徴で、飛び立とうとする鳥のような形をしている。曲線が美しい内装は、20世紀を代表する工業デザイナー、レイモンド・ローウィーが手がけた。取り壊しも検討されたが、2005年国家歴史登録財に指定。2009年にはリニューアル完了。
224. Seagram Building
Nao Tomita: シーグラムビル:ミース・ファン・デル・ローエ(1958)。ミースの傑作。全面が均質的なファサードに、柱の均等な並びなど、かつて世界共通の様式を目指した「インターナショナル・スタイル」のひとつの到達点ともされる。
225. 100 11th Ave
Nao Tomita: 100 11TH アベニュー:ジャン・ヌーヴェル(2010)。23階建ての集合住宅。約1700もの形の異なる窓枠が緩やかにカーブしたファサードを覆い、すべての部屋からマンハッタンの眺望を楽しめる。ヌーヴェルもこのビルを「vision machine(展望マシーン)」と表現している。
226. IAC
Nao Tomita: IACビル:フランク・O・ゲーリー(2007)。ネット系サービス企業を多数運営するIAC (Inter Active Corp)の本社ビル。表面を覆うガラスのカーテンウォールは透明部の周辺の濃度を調節し、プライバシーを守る工夫が施されている。
227. Hayden Planetarium
Nao Tomita: ヘイデン・プラネタリウム:ポルシェック・パートナーシップ(2000)。ガラスの立方体は一辺およそ40m。中には巨大なプラネタリウム。ビッグ・バンの様子や、地球からの離陸のバーチャル体験などを、スーパーコンピューターを駆使した大迫力の映像と音で楽しむことができる。
228. The Cooper Union
Nao Tomita: 41クーパー・スクエア:トム・メイン(2002)。クーパー・ユニオン大学の新校舎。
229. Habitat 67
Nao Tomita: アビタ67:モシェ・サフディ(1967)。モントリオール万博の一環で建設され、当時は政府高官の宿舎として使用された。現在は私有の共同所有集合住居になっている。キューブを積み上げた巨大なパズルのような外観は、庭付きの空間を安価に提供できるように設計されている。
230. Biosphère
Nao Tomita: モントリオール・バイオスフィア:リチャード・バックミンスター・フラー(1967)。モントリオール万博でのアメリカ館。現在はエコシステムに関する展示などを行う環境学習施設。直径76mの球体の3/4が地上に見えている設計で、緻密に組み上げられた棒鋼が織りなす幾何学模様が秀逸。
231. Kimbell Art Museum
Nao Tomita: キンベル美術館:ルイス・カーン(1972)。
232. Chrysler Building
Nao Tomita: クライスラービル:ウィリアム・ヴァン・アレン(1930)。アールデコ様式の最高峰。高さ319mは当時世界一。翌年マンハッタンに竣工したエンパイア・ステートビルに1年後に抜かれている。アールデコの上部は半円形の様式されたクライスラー社のデザインで装飾されている。
233. Canton Tower
Nao Tomita: 広州塔:オーヴ・アラップ・アンド・パートナーズ社(2010)。高さ600mのこのタワーは電波塔や展望台のみならず、展示場や会議室、ホテルや商業施設を備えた複合建築。外観はコンクリートを流し込んだ鉄柱をメッシュ状に組み上げている。
234. Biblioteca Vasconcelos
Nao Tomita: ヴァスコンセロス図書館:アルベルト・カラチ(2006)。宙から吊られた書棚がクールで、全体的に空間の中に浮遊感が漂う。合理的でシステマティックな設計は、将来的な書架の増設にも対応しており、高い拡張性を備えている。
235. Brooklyn Bridge
Nao Tomita: ブルックリンブリッジ:ジョン・A・ローブリング(1883)。イーストリヴァーに架かるマンハッタンの名物橋。鉄鋼製のワイヤーケーブルを使用した世界初の吊り橋。支柱間がそれぞれ486mあり、全長は2㎞に及ぶ。ゴシック様式の尖頭アーチを擁した首塔から4本の軽やかなケーブルによって吊られており、ブルックリンとマンハッタンを結ぶ大都市の生命線となる交通網である。
236. DC Public Library - Francis A. Gregory
Nao Tomita: フランシス・A・グレゴリー図書館:デヴィッド・アジャイ(2012)。ワシントンD.C.の26の公立図書館を改築するプロジェクトのひとつ。2019までに全館終了予定。
237. Parrish Art Museum
Nao Tomita: バリッシュ美術館:ヘルツォーク&ド・ムーロン(2012)。ロングアイランドにゆかりのあるアーティストの作品を約2600点所有、展示。アーティストのアトリエで作品を鑑賞するような環境づくりがコンセプト。納屋風ミュージアム。
238. Dr Chau Chak Wing Building
239. Barclays Center
Nao Tomita: バークレイズ・センター:SHoPアーキテクツ(2012)。光沢のあるスチールとガラスを多用するマンハッタンと対照的なものを作りたかった、として茶色の鉄筋を使いブルックリンの製造業への歴史へのリスペクトや街のタフさを表現。近隣のエリアと相互に作用する設えにするため住宅独特の色「ブラウンストーン(褐色砂岩)」に合わせた。
240. James Turrell Skyspace at Rice University
Nao Tomita: 「トワイライト・エピファニー(薄明の悟り)」スカイスペース:ジェームズ・タレル(2012)。アメリカ現代美術の巨匠、ジェームズ・タレルの光と音をテーマにした最新作。25か国で作られている「スカイスペース」シリーズの73作目。空を縁取るような建造物の天井の中央に開けられた四角い穴から空を仰ぎ、微妙に調整される照明によって移り変わる光の色を体験できる。日の出と日没時に40分間のライトショーが体験できる
241. The Broad
242. Dia:Beacon
243. Hyogo Prefectural Museum of Art
244. Fish Dance
245. Teshima Art Museum
Nao Tomita: 豊島美術館:西沢立衛(2010)。水滴を思わせるコンクリートシェルの無柱空間内に内藤礼の作品『母型』を設置。
246. Moerenuma Park
247. Tsutaya Books
248. The National Art Center, Tokyo
Nao Tomita: 国立新美術館:黒川紀章(2006)。丹下健三に師事し、革新的な建築作品を多く残した黒川が設計した最後の美術館。波打つガラス壁は黒川独自の数学理論に基づいた設計で、壁越しに注ぎ込む自然光が、内部に幻想的な空間を生み出している
249. Tokyo International Forum
250. Museum of Contemporary Art Tokyo (MOT)
251. Mori Art Museum
252. Okinawa Prefectural Museum & Art Museum
253. Nagasaki Prefectural Art Museum
254. 日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会
255. Toyota Municipal Museum of Art
256. Museum of Modern Art, Kamakura Annex
257. 今治市伊東豊雄建築ミュージアム
Nao Tomita: 今治市伊東豊雄建築ミュージアム:伊東豊雄(2011)。最近の伊東の活動を踏まえた企画展のほか、過去の伊東作品の図面を収蔵するアーカイブを備える。スティールハットは4種類の多面体を連結させた構成、シルバーハットは東京・中野の自邸を再生させ、3.6m間隔のコンクリート柱にアーチ状の屋根をのせた軽やかな建築。
258. Sendai Mediatheque
Nao Tomita: せんだいメディアテーク:伊東豊雄(2000)。透明感あふれるガラス建築は、13本の鉄のチューブが軽やかに支えており、内部と外部を有機的につなげている。プリツカー賞を受賞した伊東が、モダニズムの軽さを極限まで追求した歴史的代表作。
259. Yoyogi 1st Gymnasium
Nao Tomita: 国立代々木競技場:丹下健三(1964)。東京オリンピックにあわせて建設された。大小二つの体育館のうち、メインアリーナとなったのが第一体育館。つりさげ屋根というダイナミックな構造と、余分な装飾のない整然とした美しさを持ったモダニズム建築の傑作であり、設計した丹下の名を世界に知らしめた。
260. St. Mary's Cathedral, Tokyo
Nao Tomita: 東京カテドラル聖マリア大聖堂:丹下健三(1964)。国立代々木競技場と並ぶ、丹下の代表作。8枚の巨大なコンクリート壁を立て掛けたシェル構造で、上空から見ると十字架の形をしている。最後部で40mある内部は、打ちっぱなしのコンクリートと、トップライトによる白色光のモノトーンが美しい静謐な空間。
261. Asakusa Culture Tourist Information Center
Nao Tomita: 浅草文化観光センター:隈健吾(2012)。地域特有の姿を見出したいという隈の想いが込められたこの建築は、江戸の情緒を伝え残す役割も担っている。不揃いな屋根は、各階の眺望に異なる印象を与え、全体を覆う木製ルーバーには外光を和らげる効果があるなど、デザインの中に機能性をうまく落とし込んでいる。
262. Aomori Contemporary Art Centre
263. Starbucks
Nao Tomita: スターバックスコーヒー太宰府天満宮表参道店:隈健吾(2011)。長さ1.3~4mの細長い杉の角材2000本を、30または60度の角度で斜め方向に複雑に組み合わせることで空間に不思議な奥行きを持たせている。参道の木造低層建築にも配慮した設計。
264. Akita Museum of Art
Nao Tomita: 秋田県立美術館:安藤忠雄(2013)。藤田嗣治を中心に収蔵する既存美術館を新築移転。幅20mの大壁画『秋田の行事』の展示や、既存美術館の三角屋根のメタファーである巨大な三角形吹き抜けのエントランスホールは圧巻。
265. Espace Louis Vuitton Tokyo
266. Tod's
Nao Tomita: トッズ表参道ブティック:伊東豊雄(2005)。表参道のケヤキ並木をモチーフにしたコンクリート製の樹木のグラフィックが建物を覆っている。これにより各フロアで自然光の差し込みに変化が生まれるとともに内部から支柱を取り除き、効果的なディスプレイを行える。
267. 座・高円寺
Nao Tomita: 座・高円寺:伊東豊雄(2009)。高円寺にある「小劇場」「区民ホール」「阿波踊りホール」を備えた公共劇場。町の中に突如現れたサーカス小屋のような空間をイメージして、外壁に継ぎ目のない鋼板を使用し、黒テントのようなフォルムに仕上げている。内部は日本の伝統色「べんがら色」で統一。無数にあけられた丸窓から、木漏れ日のように光が差し込む。
268. 大阪市環境局 舞洲工場
Nao Tomita: 大阪市環境局舞洲工場:フリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー(2004)。合理主義に反発した芸術家フンデルトヴァッサーの独創性が遺憾なく発揮された、テーマパークのようにカラフルで楽しいデザインのゴミ処理場。屋上の緑化など、ところどころに顔を出す草木と、うねる曲線が生かされた外装など特徴的。彼の日本における遺作。
269. Book 1st
270. Yokosuka Museum of Art
271. Pola Museum of Art
272. 武蔵野美術大学 美術館・図書館
Nao Tomita: 武蔵野美術大学図書館:藤本壮介(2010)。床から天井までの大きな書棚が渦を巻いて配置されている。外部にも空っぽの書棚が延長され、ぐるっと建築を覆っている。
273. Terminal 1
Nao Tomita: 関西国際空港旅客ターミナルビル:レンゾ・ピアノ(1994)。全長1.7㎞も続くステンレスの屋根が弓のようにしなやかな曲線を描く。内部のアーチも連続してダイナミックな一体感を作り出している。
274. Kintaikyo Bridge
Nao Tomita: 錦帯橋:児玉九郎右衛門(1673)。大きな石の橋脚の上に美しく架けられた木組みの橋は、現存する木造で最長の橋。
275. Ginza Maison Hermès
Nao Tomita: 銀座メゾンエルメス:レンゾ・ピアノ(2001)。エルメスの旗艦店。全面をガラスブロックで覆ったファサードが抜群の存在感。展示を行う8階フォーラムのほか、10階のル・ステュディオでは映画の上映も行う。
276. 壱岐市立一支国博物館
Nao Tomita: 壱岐一支国博物館:黒川紀章(2010)。遺跡も展示の一部に取り入れたサイトミュージアム。壱岐の通史を東アジアとの対比で説明するなど、理解が深まる展示の工夫が随所に。黒川の遺作。
277. 旧小笠原家書院・小笠原資料館
Nao Tomita: 飯田市小笠原資料館:SANAA(1999)。長さ75m、奥行き6m、高さ5mの細長いボリュームがわずか6本の柱で2.35m持ち上げられている。この地の領主であった小笠原家に伝わる古文書や武具などを所蔵展示。妹島さんゆかりの地。
278. oak omotesando
Nao Tomita: オーク表参道:杉本博司+大林組設計部(2013)。ハナエモリビル跡地に誕生した商業施設、9階に屋上庭園を設置。ロビーエントランスに6mの大きさの杉本のアート作品『数理模型』シリーズの『負の定曲率局面、回転面』が設置される。
279. Christian Dior
Nao Tomita: ディオール表参道:SANAA(2003)。夜になると揺らめく光のカーテンのように見えるファサードは、内側に硬いアクリルにスカートのようなドレープを付けたもの。クラシカルかつ現代的、エレガントでフェミニンなディオールらしさを表現する。
280. Aore Nagaoka
Nao Tomita: アオーレ長岡:隈健吾(2012)。ホール、アリーナ、市庁舎、市議会議場を屋根つき広場「ナカドマ」でつないだ建物。表層を覆う市松模様の木製ルーバーは、微妙に角度をつけ優しい表情を演出。ルーバーに使用した材はアオーレ長岡から15㎞圏内で調達した越後杉。ほかにも栃尾紬や小国和紙など、長岡原産の素材をふんだんに利用している。
281. Rokko Shidare Observatory
282. Musashino Place
Nao Tomita: 武蔵野プレイス:kw+hgアーキテクツ(2012)。図書館、生涯学習支援機能、市民活動支援機能、青少年活動支援機能が1か所に集約された公共施設。吹き抜けと内窓を通して2階から1階、地下1階までが連続して見える構造。この空間の連続性が最大の魅力。アーチ状の仕切りや天窓のおかげで地下階にいても外の光で開放的な印象。
283. 金沢海みらい図書館
Nao Tomita: 金沢海みらい図書館:シーラカンスK&H(2011)。館内の大空間を自然光で満たすために壁面を無数の丸窓で埋めたユニークなデザイン。金沢のような積雪地では天窓ではリスクが高いため、6000個の3種類の丸窓をつくることに。デスクライトも特別にデザインされた円形のもので随所に光へのこだわりが見られる。
284. Coach
Nao Tomita: COACH表参道:OMA(2013)。ファサードと店内のディスプレイが融合されたデザイン。店内の階段を取り囲むように透明な棚を縦横に積み上げることで、建造物内外の境界を感じさせない、装飾的かつロジカルな店舗が完成。oak omotesnadoの一角。
285. Sumida Hokusai Museum
286. Ken Domon Museum of Photography
287. Aomori Museum of Art
288. Towada Art Center
289. 札幌芸術の森美術館
290. 石の美術館 STONE PLAZA
291. 馬頭広重美術館
Nao Tomita: 那珂川町馬頭広重美術館:隈健吾(2000)。ほとんどが地元の自然素材によるもので、外観も見事にルーバー一辺倒、モダンで軽やかな空気感が漂う名建築。屋根に使った八溝山系特産の杉材に遠赤外線による不燃・防腐処理を施して耐火基準をクリアした、という建築技術の新機軸も話題に。
292. 水戸芸術館現代美術センター
293. 群馬県立館林美術館
294. The Museum of Modern Art, Gunma
295. Hoki Museum
296. Suntory Museum of Art
297. National Museum of Modern Art
298. 霧島アートの森
299. MIHO MUSEUM
300. アーツ前橋
301. Hara Museum Arc
302. Pinakothek der Moderne
303. Neue Pinakothek
304. 今治市 岩田健 母と子のミュージアム
Nao Tomita: 今治市岩田健母と子のミュージアム:伊東豊雄(2011)。「母と子」をテーマに彫刻家・岩田健の作品を展示。
305. Hiroshi Senju Museum Karuizawa
Nao Tomita: 軽井沢千住博美術館:西沢立衛(2011)。広い平屋のワンルームで、外周部はすべて全面ガラス。敷地内3mの高低差を活かし、ワンルームの床全体が緩やかに傾斜するランドスケープのような展示空間。
306. D.T. Suzuki Museum
Nao Tomita: 鈴木大拙館:谷口吉生(2011)。金沢生まれの仏教哲学者、鈴木大拙の足跡に触れられる文化施設。3つの空間へとつなぐ回廊の凛とした緊張感が清々しい。思索空間では周囲の自然に耳を傾け思いに耽ることがことができる。
307. Oita Prefectural Art Museum
Nao Tomita: 大分県立美術館:坂茂(2015)。外壁は地元の竹工芸をイメージしたもの。全面のガラスの大きな水平折戸を開けると、外部と一体化したスペースが生まれる。
308. Les Turbulences - FRAC Centre
Nao Tomita: FRACセンター:ジャコブ+マクファーレン(2013)。建築模型やドローイング、建築に関するアーティストの作品をコレクション・研究しているミュージアムの新館。
309. Chateau La Coste
Nao Tomita: シャトー・ラコスト アートセンター:安藤忠雄(2011)。アートセンターほか全体のマスタープランを安藤が手がける。180ヘクタールの敷地のブドウ畑のかたわらや森の木陰に安藤、ゲーリー、杉本、カルダーなどの建築&アートが点在。
310. Hara Museum of Contemporary Art
311. Bridgestone Museum of Art
312. Nezu Museum
Nao Tomita: 根津美術館:隈健吾(2009)。深い軒、竹のインテリア、縦格子を思わせる意匠など、隈健吾の解釈による和の建築。デリケートな東洋の美術を守りながら美しく見せる展示室、日本庭園との連続性など、調和のとれた空間が広がる。2010年には毎日芸術賞受賞。
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